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正気に戻ったら負け

『遙かなる時空の中で7』に感情を轢き潰されました

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 私、遙かなる時空の中でシリーズが大好きなんですよ。コーエーテクモの乙女ゲーブランドが出している有名なあのシリーズ。いや大好きといいつつ全作プレイしてるわけじゃないんですけど、中学生の時に遙か3をプレイしたら見事にすっ転んでしまって。
 繊細な人物描写、よく練られた重厚なシナリオ、細部まで作りこまれた世界観。「これただのイケメンとキャッキャする恋愛ゲームじゃないじゃん」と。その後の4や5や6も悲鳴を上げながら楽しくプレイさせていただきまして。もうこの作品が私のオタク人生の根幹にあるといっても過言ではないんですよね。


 それがとうとう20周年の節目に『遙かなる時空の中で7』が発売するとのこと。しかも舞台は戦国時代。無双シリーズにはあまり触れてきませんでしたが、コエテクお得意のジャンルなのは知っていました。そりゃあ期待するってもんですよね。
 発売当時他のジャンルに気が狂っていたのでしばらく手を付けられないでいたんですが、こないだようやくプレイしまして。


 結論から言うと最高でした。

 

 期待するとか言いながらもここまでだとは思ってなかったんですよ。これほどのゲーム体験を得られるとは全く予想してなくて。いや~~~~~~~~~~もう、言葉を失うくらいの衝撃でした。最後の幸村ルートをクリアしてから数日放心しちゃった。
 一通りキャラクターを攻略して気付いたのは、「コーエーは今までの歴史を築いてきた人物を本当に愛しているんだな」ってことです。今までの作品にも言えることなんですが、今作7は特に強烈にそれを感じました。戦国時代に特別思い入れのない私ですら心が震えるストーリーだった。
 そして、今作は今までのシリーズを愛してきたファンへの愛も詰まってるんですよね。今まで出てきたキャラクターの要素やシナリオの構造をさりげなくあちこちに散りばめている。その上で違う展開を見せてくれる。もう本当にそれが嬉しくて嬉しくて。今までの作品を踏襲しつつ、新しい世界を作り出した作品でした。20年の節目すごい。

 

 攻略キャラクター一人一人に滅茶苦茶感情を揺さぶられて(特に幸村)(今作一のダークホース)、もうボロボロなんですけど、思考の整理も兼ねてキャラクター毎の感想をこれからちょっとずつ書いていけたらなと思います。というか青龍に関しては言いたいことがいっぱいあるんだよなぁ!!!!!!!